浦和に立ちふさがった大邱の守護神 徳島、京都でも活躍した韓国人GK

蔚山時代は川崎とも対戦している photo/Getty Images

180分間ゴールを許さず

浦和レッズは、AFCチャンピオンズリーグ第4節で大邱FCと対戦し、スコアレスドローで終わった。決勝トーナメントに向けて勝ち点3がほしい試合だったが、最後までゴールネットを揺らすことはできず。浦和に立ちふさがったのは、Jリーグでも活躍したオ・スンフンだった。

浦和は開始早々からチャンスを作っていく。2分のCKはファーサイドに走り込んだ伊藤敦樹が合わせ、アレックス・シャルクがボールへ飛び込みゴールを狙うものの、オ・スンフンが先に触り事なきを得る。さらに13分にもダヴィド・モーベルグが仕掛けてシュートを狙うが、好セーブを見せて得点を許さない。

結果的にこの試合でオ・スンフンはセーブ数「6」を記録。決定的なピンチには彼の好守が冴えわたり、16本ものシュートを打った浦和を無失点で抑えた(データは『SofaScore』より)。

そんな彼は、韓国の大学を経て2010年に徳島ヴォルティスへ加入。2年目で守護神として活躍すると、2013年には京都サンガFCに移籍し、京都でもゴールマウスを守り続けた。J1での経験はなく兵役のため2015年からはKリーグでプレイしている同選手だが、アジアの舞台で浦和を相手に高いパフォーマンスを発揮し続け、2試合とも完封で対戦を終えた。

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