昨季リーグ得点王も今季は勢い見せられず…… 23ゴールを決めたポルトガル代表MFの復活は

さらなるゴールに期待だ photo/Getty Images

今季はリーグ7ゴールにとどまる

昨季わずか1敗でシーズンを終え、19年ぶりのリーグ優勝を果たしたスポルティングCP。その原動力となった男は、23ゴールを記録してプリメイラリーガ得点王に輝いたペドロ・ゴンサウベスだろう。その後ポルトガル代表としてUEFA EURO2020にも出場するなど、スター街道をかけ上っていた。

そんなゴンサウベスだったが、今季は7ゴールと昨季ほどの活躍を見せているとはいえない。開幕から2試合で3ゴールを決めるなど、昨季の勢いそのままに良いスタートを切った同選手。今季も得点量産に期待を寄せられたが、9月に負傷離脱してしまい1ヵ月以上戦線を離れることに。とはいえ怪我から戻った11月は、公式戦5試合で7ゴールを決めるなど復活も予想された。

しかし、その後なかなか得点を重ねられずにいると2月に再び怪我で戦線離脱。先月のモレイレンセ戦で復活したものの、復帰後ここまで得点は挙げられていない。怪我による離脱でコンディションを上げられていないのが、今季ゴールが少ない要因だ。
昨季大きく覚醒した男は精度の高いパスやシュートを披露し、“ブルーノ・フェルナンデス2世”とも呼ばれていた。怪我によって本調子が出せない現状は非常に苦しいだろう。ただ現在23歳と若く、ここから這い上がることはいくらでも可能である。リーグ得点王にも輝くほどの逸材は、苦しんだ今シーズンを糧に復活を見せてくれるはずだ。

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