“約3カ月間”も出番なきミランの中盤戦士 次第に薄まっていくバカヨコの存在感

ミランで出番に恵まれないバカヨコ photo/Getty Images

最後に出場したのは1月のリーグ戦

2016-17シーズンには、ASモナコのチャンピオンズリーグ・ベスト4進出にも貢献した。しかし、その後チェルシーへとステップアップを果たして以降、この中盤戦士のキャリアは停滞してしまった。気がつけばもう28歳となったが、彼はここから再び存在感を取り戻していくことができるのだろうか。

その選手とは、今季ACミランでプレイしているMFティエムエ・バカヨコだ。モナコでは重要な戦力として活躍し、それが認められて2017年夏にチェルシーへの移籍を実現させた同選手。しかし、それ以降の彼は鳴かず飛ばずのキャリアを送ることとなっている。今季は18-19シーズンにもレンタルされたミランで再起を図ることとなったが、それも現時点ではうまくいっていない。

忘れられた存在。もはやミランでもバカヨコはそうなりつつあると言っていいだろう。今季はここまで公式戦17試合に出場している同選手だが、シーズン後半戦にはほとんど試合に絡むことができていない。ミランで最後に出番を得たのは1月17日に行われたセリエA第22節のスペツィア戦。それ以降はベンチ入りこそしているものの、バカヨコは3カ月以上もピッチから遠ざかる日々を過ごしているのだ。
備えている能力自体は高いはずだが、チェルシーでもミランでも薄まりつつあるバカヨコの存在感。モナコ時代には素晴らしい活躍を見せていたが、彼は今後も鳴かず飛ばずのキャリアを続けることとなってしまうのか。華麗なる復活劇には期待したいところだが、はたして。

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