移籍後初得点も痛恨のミス リヴァプールの未来のリーダーは大舞台で経験積み成長を続ける

先制点を決めたコナテ photo/Getty Images

コナテが先制点を生み出した

リヴァプールはUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝の1stレグで、ベンフィカと対戦。3-1と勝利し、ホームでの2ndレグへとつなげた。先制点を記録したイブラヒマ・コナテは移籍後初ゴールを決めるものの、自らのミスで1失点を許すという結果になる。

フィルジル・ファン・ダイクとセンターバックのコンビを組んで先発したコナテは、前半から相手のエースであるダルウィン・ヌニェスを封じる。すると、17分にはCKから頭で合わせてゴールを決め、コナテはうれしい移籍後初ゴールとなった。

その後も待ち前のフィジカルの強さとスピードで、ダルウィンとの攻防戦を繰り広げる。前半こそ無失点に抑えたものの、49分には右サイドからのクロスを先にクリアしようとしたが空振りしてしまい、そのボールを拾われたダルウィンにゴールネットを揺らされた。

それまで完璧に抑えていただけに、自らのミスで失点を許すという悔しい状況となる。クロスに対してダイレクトでクリアするのは難しいシチュエーションではあったが、空振りして相手に通してしまうのは痛恨のミスだった。その後は会場全体ががベンフィカの追い上げムードとなるも、再びダルウィンを封じて3-1と勝利している。

あの先制点は試合を優位に進める上で非常にチームにとって大きな得点だった。しかし1つのミスで相手の勢いになってしまうという苦しい状況にも耐えた。良いところも悪かった部分も出た試合であり、さらに経験を積んで成長していくことが今のコナテには必要だ。

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