F・トーレスは“偽9番”で使うべきでない? 好調バルセロナが示した最適解

レアル戦で結果を残したF・トーレス photo/Getty Images

クラシコでは1ゴール1アシスト

今冬にマンチェスター・シティからバルセロナへと移籍したフェラン・トーレスは、順調なシーズン後半戦を迎えている。今季はバルサでの最適解が見つかった22歳はさらなる成長を遂げるだろう。

2019-20シーズンはバレンシアで34試合4ゴール5アシストと大きなブレイクを果たした。同シーズンオフにマンチェスター・シティへと移籍し、昨季はプレミアリーグで24試合7得点とリーグ優勝に貢献する。

マンCでは3トップの中央に入る“偽9番”も担っていたF・トーレス。バレンシアではウインガーだったが、得点力と技術力に定評があった同選手は、中央の低い位置でプレイして攻撃の起点となるシーンも見られた。

バルサ移籍後も数試合は偽9番を任せられていたが、ピエール・エメリク・オバメヤンが3トップの中央でチームにフィットすると、F・トーレスは左ウイングで起用される。すると、自身の持ち味であるテクニカルなドリブルと、オバメヤンとの連携の良さも相まって得点が増加。リーグ戦3試合連続ゴールとコンディションの良さを発揮している。

3トップの中央に置くことでさらなるF・トーレスの良さが出てくるのも確かだろう。しかし彼のもっとも慣れ親しんだポジションであるウイング起用が、ポテンシャルを最大限に引き出せる最適解なのだ。

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