プロ8年目でリーグ戦デビューのGKが好守 集中力保ち難しい試合をゼロに抑える

徳島のゴールマウスを守った(写真はイメージ) photo/Getty Images

2017年に徳島へと加入した

徳島ヴォルティスは、J2第6節でブラウブリッツ秋田と対戦し、スコアレスドローで終了した。今試合でリーグ戦デビューとなったGK松澤香輝は、難しい試合展開の中でも好守を見せて無失点で乗り切った。

2015年にヴィッセル神戸へ加入し、2017年からは徳島ヴォルティスへ移籍した松澤だが、プロ8年間でリーグ戦の出場は「0」。今季のルヴァンカップグループステージ第2節の清水エスパルス戦でプロデビューを果たしたGKを、リーグ戦でも起用する。

試合は徳島がボールを支配する展開で、何度もチャンスを作るが秋田の堅い壁に阻まれて先制することができない。そんな状況で秋田もロングボールからカウンターへつなげてゴールを狙い、少ないながらも一気に決定機を作り出す。

常に集中力を保たなければやられてしまう戦いだったが、松澤は最後まで秋田に得点を許さず。リーグデビュー戦は、GKとしては難しい展開ながら無失点で抑えた。

普段は長谷川徹が守るゴールマウスだが、今試合は松澤が立った。ルヴァンカップにも参加している徳島は、J1とJ2の両方のクラブと戦う厳しいスケジュールだ。GKも1人だけではシーズンを乗り切ることは難しい。松澤が質の高いパフォーマンスを見せたことは、チームの底上げにもつながっていく。

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