マンU“夏の大改革”はどうなる C・ロナウド、ラッシュフォードら放出なら2億ポンド以上の売却益も

C・ロナウドも元気がない photo/Getty Images

今季もチームは迷走している

今季もリーグ制覇から遠ざかり、やや暗いムードに包まれているように見えるマンチェスター・ユナイテッド。来季へ向けて手を加えていくべきなのは明らかで、今夏に大幅刷新となるだろう。

注目されるのは、選手の売却だ。すでに昨夏復帰したばかりのFWクリスティアーノ・ロナウドに退団の噂が出ており、他にも立場の危うい選手が数名いる。英『The Sun』は、2億4000万ポンド近い売却益を手にできるのではと計算する。

移籍情報サイト『Transfermarkt』の市場価値を見ると、ロナウドは3200万ポンドだ。他にも退団が噂され始めているFWマーカス・ラッシュフォードは7700万ポンド、さらに同メディアは右サイドバックのアーロン・ワン・ビサカ(3400万ポンド)、出番の限られるGKディーン・ヘンダーソン(1600万ポンド)、レンタル移籍中のFWアントニー・マルシャル(2900万ポンド)、MFドニー・ファン・デ・ベーク(2300万ポンド)らにも退団の可能性があると見る。
ブラジル・フラメンゴにレンタル移籍中のMFアンドレアス・ペレイラ、ノリッジ・シティにレンタル中のDFブランドン・ウィリアムズらも手放すことは可能だ。FWエディンソン・カバーニ、MFジェシー・リンガード、ファン・マタらベテラン組も契約が更新される可能性は高くない。

一貫性を欠くMFポール・ポグバにも他クラブからの関心が寄せられているようで、チームが大きく変わるかもしれない。

2億ポンドを超える売却益を手にした場合にどう使うかが問題で、ここ最近は補強を外している。今ひとつ補強方針の見えないところがマンU苦戦の理由の1つだが、来季へチームの軸をどうするのか。また市場での迷走は避けたいところだが、今夏も何かと話題を集めそうだ。

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