ハーランド、ケシエ……来季のバルサはどうなる　今夏の補強で“超強力布陣”完成の予感

2022年03月10日(木) 23時30分配信

シャビの下で調子を上げるバルセロナ photo/Getty Images

今冬の補強も当たった

シャビ・エルナンデスの下でリズムを取り戻しつつあるバルセロナは、来季に完全復活となるだろうか。今夏の市場でも即戦力を数枚は加えるはずで、今冬の市場と合わせて戦力が一気に拡大する可能性が高い。

すでに英『90min』が今夏の補強予想も含めた来季のベストイレブンを作成しているが、サポーターをワクワクさせる陣容が揃う。

まずGKはマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンで変わらないが、最終ラインは大きく変わる。現在獲得が噂されているのはチェルシーのセサル・アスピリクエタとアンドレアス・クリステンセン、そしてバレンシアの左サイドバックを務めるホセ・ガヤだ。

この3人を加えられれば、右のサイドバックはアスピリクエタ、左はガヤかジョルディ・アルバ、センターバックではロナウド・アラウホとクリステンセンがコンビを組める。シャビはベテランのジェラール・ピケとMFセルヒオ・ブスケッツにもまだ1シーズンは残ってほしいとの考えを持っているようで、センターバックではピケの経験も貴重だ。さらに若いエリック・ガルシアもいる。

ドルトムントFWハーランド獲得の噂も photo/Getty Images

攻撃陣は欧州トップクラスの陣容になる可能性

中盤はそのブスケッツ、フレンキー・デ・ヨングがアンカーを務められる。インサイドハーフはペドリが1番手で間違いない。もはやバルサの中盤の王と言っていい存在だ。そこに若いガビ、そしてミランからの獲得が噂されるフランク・ケシエを迎えれば質も量も十分だ。

前線は最も豪華だ。ここは今冬の補強で一気に強化されており、ピエール・エメリク・オバメヤン、フェラン・トーレスは軸になれる。ウォルバーハンプトンからレンタルで加えた快速FWアダマ・トラオレを買い取るかどうかはまだ決まっていないようだが、トラオレも試合の流れを変えるスーパーサブにはなれる。

そこにメンフィス・デパイ、来季こそフル稼働してほしい若手のアンス・ファティもいる。さらに同メディアはドルトムントFWアーリング・ハーランド獲得の可能性も捨てていない。それも実現すれば世界トップクラスの攻撃陣が完成する。

スタメンを組むなら右にフェラン・トーレス、左にファティ、あるいはオバメヤン、そして中央にハーランドか。

まだ夢の話ではあるものの、シャビの下でチームは活気を取り戻しつつある。今夏の補強もスムーズに進めば、チームは再びリーグ戦とチャンピオンズリーグでタイトルを狙えるはずだ。