デパイ、マレンら超える《オランダNo.1アタッカー》へ W杯へ1番信頼できるのはダンジュマジック

ビジャレアルで活躍するダンジュマ photo/Getty Images

代表のアタッカーたちは調子を落としている

今年のワールドカップ・カタール大会出場を決めているオランダ代表では、バルセロナFWメンフィス・デパイ、バーンリーFWボウト・ベグホルスト、ドルトムントFWドニエル・マレンといったアタッカーたちが欧州予選でチームを引っ張ってきた。

しかし、今季この3人はやや状態を落としている。デパイとマレンはそれぞれ昨夏にバルセロナ、ドルトムントに移籍したが、そこで苦戦しているところがあるのだ。マレンはここまで6得点とペースが上がらず、デパイが所属するバルセロナはシーズン途中に指揮官が交代するなど混乱していた時間があった。デパイにとって理想的な時間とは言えない。

ベグホルストは昨季ヴォルフスブルクのエースとしてブンデスリーガで20得点を挙げたが、今季は指揮官がマルク・ファン・ボメルに代わったところから大失速してしまい、残留争いに巻き込まれることに。結局ベグホルストも6点しか奪えず、今冬にイングランドのバーンリーへ移籍することになった。

代表のアタッカーたちが充実の時を過ごしていないのは代表監督ルイ・ファン・ハールにとっても悩みの種だろうが、その状況下で急激に評価を伸ばしているのがビジャレアルに所属する25歳のFWアルノー・ダンジュマだ。

19日に行われたリーガ・エスパニョーラ第25節のグラナダ戦ではハットトリックの活躍を披露し、これで今季全コンペティションを合わせた得点数は12に達した。ウイング、センターフォワードの両方を担当できるダンジュマは、デパイやベグホルスト、マレン、バルセロナFWルーク・デ・ヨングら欧州5大リーグでプレイするオランダ代表のどのFWよりも多くの得点を記録している。

ダンジュマはオランダ代表デビューこそ2018年の10月と早かったが、そこからクラブの方で結果を出せない時間があった。その間は代表からも離れることになり、昨年10月にようやく代表へ復帰した苦労人だ。

ビジャレアルでその才能が開花することになり、今の状態ならばオランダ代表にとって今年のワールドカップで最も信頼できるアタッカーとなるのではないか。欧州予選は3試合しかプレイできなかったが、今の活躍はファン・ハールも無視できないだろう。

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