“クバの後釜”としての大きな期待も 杉本大地が仙台の新守護神として存在感強める

仙台で存在感を示せるか(写真はイメージ) photo/Getty Images

好セーブを見せた杉本

今季からJ2を戦うベガルタ仙台で大きな放出となったのが、ヤクブ・スウォビィクのFC東京移籍だろう。チームを支えた守護神は、新天地での開幕戦でも川崎フロンターレ相手に存在感を発揮した。

そんなスウォビィクに代わって仙台の開幕戦でゴールマウスを守った男が杉本大地だ。同選手は京都サンガFCや横浜F・マリノスに所属するも、正GKの座を掴むことができなかった。それでも今季ジュビロ磐田から仙台に移籍すると、アルビレックス新潟との開幕戦にスタメン抜擢される。

ボールを保持して得点を狙う新潟に対し、仙台は守勢にまわる時間が多かった。その中で安定感のあるセーブを見せてピンチを防いだ杉本。今試合でセーブ数「4」を記録すると、新潟の決定機にも立ちふさがるなどゴールを許さず、クリーンシートで試合を終えた。

前任者の存在が大きいだけに高い期待を寄せられるかもしれない。それでも高いセービング能力で安定したプレイを見せ、仙台の新たな守護神として自身の存在を示していくはずだ。“クバの後釜”として仙台サポーターへ高い信頼を寄せられるパフォーマンスに期待したい。

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