攻守でレアルを支えるクルトワ 状況に応じて持ち味を発揮できる万能GK

クルトワはレアルで大きな存在感を示す photo/Getty Images

PSG戦では8本のセーブを記録

今季もレアル・マドリードでゴールマウスを守るのはティボー・クルトワだ。リーガで首位を走り、UEFAチャンピオンズリーグでもパリ・サンジェルマンとの激戦を演じるレアルで彼の存在感はさらに大きくなっている。

UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦では、パリ・サンジェルマンと対戦するものの、1stレグでは終了間際にキリアン・ムバッペに劇的な決勝点を決められて惜敗した。試合はPSGペースで進み耐える時間が多かったが、そんな中でクルトワはPKストップを含むセーブ数「8」を記録して1失点に抑えている。

続くリーガ・エスパニョーラ第25節のアラベス戦ではレアルが優勢に試合を進め、ポゼッションを高めると、この試合ではパス成功率「91%」と高い数字を見せる。クルトワはロングフィードからチャンスを作るなど、ポゼッション時にも存在感を発揮してチームを勝利に導いた。

劣勢な試合では長身と反射神経を活かした好セーブでチームを救う守護神は、自軍ペースで進む試合では足元の技術とパス能力の高さで、攻撃に厚みを持たせる存在となっている。攻守においてレアルで存在感を放つGKは今季も安定したプレイでクリーンシート「10」を記録。チームの状況に応じて自身の能力を最大限に活かしたパフォーマンスを見せており、チームに欠かせない存在となっているのだ。

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