1億3000万ポンドを費やした頼れるはずの守備者は影薄し マンUを悩ませるイングランド代表コンビの不調

今季のマグワイアはパッとしない photo/Getty Images

昨季ほどのパフォーマンスは見せられていない

ラルフ・ラングニックが監督に就任するも、結果を残せていないマンチェスター・ユナイテッド。直近のサウサンプトン戦でも引き分け、バーンリー戦に続いて勝ち点を落としてしまった。現状は5位に踏みとどまれているが、下のアーセナルやトッテナム、ウルブズあたりは消化試合数が少なく、ここで足踏みをしている場合ではない。

そんなユナイテッドだが、攻撃陣の迫力不足が囁かれている。リーグ戦24試合で総得点数38は少なく、同じく上位勢では首位マンチェスター・シティが61点、リヴァプールが60点、チェルシーが48点と大きな差がある。頼りのクリスティアーノ・ロナウドも不発が続いており、テコ入れが必須だ。

このように攻撃陣が不調だが、守備陣もパッとしない。レアル・マドリードからラファエル・ヴァランを獲得したが、絶対的な柱ではない。

また、既存メンバーのパフォーマンス低下も気になる。昨季は絶対的な存在だったハリー・マグワイアもEURO2020の影響か今季は疲労が感じられ、体が重い。ミスが目立っており、サウサンプトン戦でもアルマンド・ブロヤに簡単にかわされてしまっている。

マグワイアと同様に昨季は絶対的な存在だったアーロン・ワン・ビサカはラングニック政権となってからすっかりベンチが増えてしまった。今では若いディオゴ・ダロトが起用されている。しかし、そのダロトもそこまで良いパフォーマンスかと問われれば微妙だ。攻撃が持ち味だが、クロス精度に不安が残るシーンもあり、右SBは補強ポジションかも知れない。

今季不調の2人だが、今考えると移籍金が高すぎた。マグワイアはレスター・シティから8000万ポンドで、ワン・ビサカはクリスタル・パレスから5000万ポンドで獲得されている。計1億3000万ポンドであり、その2人が機能しなくなれば守備力が低下するのも必然だといえる。

来季は中盤やストライカーと補強ポジションが多く、最終ラインにまで手が回らない可能性が高い。そうなればマグワイア、ワン・ビサカの復調がカギとなるが、残りのシーズンで息を吹き返すことはできるのだろうか。

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