今季絶望の可能性も? EUROで大ブレイクしたデンマーク代表MFが直面する苦境

今季は怪我に悩まされているダムスゴー photo/Getty Images

昨年10月から長期離脱中

2021-22シーズンは彼にとって転機の1年となるはずだった。しかし、昨夏開催されたEURO2020で大活躍を見せた男のプレイを、今季中に見ることはもうないのだろうか。

その男とは、サンプドリアに所属するデンマーク代表MFミッケル・ダムスゴー(21)だ。EUROではアクシデントに見舞われたMFクリスティアン・エリクセンの代役として奮闘し、デンマーク代表のベスト4進出に多大な貢献を果たした同選手。シーズン開幕前のブレイクを機に、彼は今季セリエAでも大きな飛躍を遂げると期待されていた。

しかし、今季のダムスゴーには試練が待っていた。セリエA開幕から第7節までサンプドリアで全試合に出場し、ガッチリと定位置を掴んでいた同選手。だが、昨年10月に行われた代表戦で膝を負傷すると、そこからまだピッチへ復帰することができていない。今季は希望に満ちたシーズンとなるはずだったが、現在のダムスゴーは怪我に悩まされることとなっている。
加えて、今も膝の状態は芳しくないようだ。伊『calciomercato』によると、当初は2月中に復帰予定と各方面で伝えられていたダムスゴーだが、いまだ患部には痛みと炎症が出ているとのこと。今季中の復帰が難しい可能性もあるようで、現在はもどかしい時間を過ごすこととなっている。

開幕当初は飛躍のシーズンを送ると思われたが、思わぬ怪我で足踏みを強いられてしまっているデンマークの新鋭MF。早期復帰を願いたいところだが、はたしてダムスゴーの未来やいかに。

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