一時はブンデスで11位に転落も…… ライプツィヒを復調させたテデスコの“守備整備”

昨年12月からライプツィヒを率いているテデスコ photo/Getty Images

ケルン戦勝利で暫定4位に浮上

2021-22シーズン前半戦、ジェシー・マーシュ監督の下で苦しい時間を過ごしていたのがRBライプツィヒだ。ブンデスリーガ第14節終了時点では11位に沈み、昨季2位という事実が嘘のような不調に陥っていた同クラブ。開幕前に指揮官や複数の主力を引き抜かれたことを考慮しても、その不調ぶりは凄まじいものだった。

しかし、昨年12月にドメニコ・テデスコ監督が就任すると、ライプツィヒはようやくその本領を発揮し始めた。同監督は就任からの約2カ月でチームの立て直しに成功。就任時に11位だった順位も、現在は来季チャンピオンズリーグ出場圏内の4位(暫定)にまで戻してきている。

では、テデスコ就任でライプツィヒは何が変わったのか。いくつか要因は考えられるものの、やはり大きかったのは守備の改善か。マーシュ政権下では前線からのプレスに連動性がなく、選手個々がそれぞれに守備をしている印象も強かったライプツィヒ。しかし、テデスコ就任以降の同クラブには組織的な強度の高い守備が戻っている。

そして、それは現地時間11日に行われたブンデス第22節のケルンでも見て取れた。この試合のライプツィヒは、序盤から積極的に相手ボールホルダーへと果敢なプレスを実行。次々と襲いかかってくるライプツィヒの選手たちに、ケルン側が慌てるシーンは何度か見られた。ただ単に寄せるだけでなく、複数人がトップスピードで連動しながらパスの供給源と配球先を押さえにいく姿は圧巻の一言。この守備の整備を行なったことこそ、ここまでのテデスコ監督に関して最も評価されるべき点と言えるだろう。

ライプツィヒに再び高い守備の意識を植え付けて、チームを復調させたテデスコ監督。まだ36歳の若手指揮官だが、その手腕は確かなものがある。

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