現在16位と下位に沈むサンプドリア
サンプドリアへと移籍が決定したセバスティアン・ジョビンコ。35歳となった元イタリア代表は、久々のセリエAでどのようなプレイを見せるだろうか。
ユヴェントスのアカデミー出身のジョビンコは、2006年にトップチームへ登録される。エンポリやパルマで武者修行を続けて大きく活躍すると、2012-13シーズンにはユヴェントスで31試合7ゴールとブレイク。2015年にはフリーでメジャーリーグ・サッカーのトロントFCへ加入すると、同年の得点王と最優秀選手賞を受賞した。2017年には国内3冠に貢献してチームの全盛期で中軸を担い、2019年に加入したアル・ヒラルでは浦和レッズを下してAFCチャンピオンズリーグを制した。
北米やアジアで大きな存在感を発揮したジョビンコは、昨夏にアル・ヒラルを退団して2月にサンプドリアと契約を果たした。7年ぶりのイタリア復帰となったMFは、下位に沈むサンプドリアで輝くことができるか注目だ。
圧倒的なテクニックとパスセンスで攻撃の中心となる同選手。サンプドリアでも彼を起点に攻撃が展開されていくはずだ。またジョビンコは得点力も高いため、自身で試合を決めることができる。[4-3-1-2]のシステムを採用している同クラブで、トップ下やFWで中心となっていくことだろう。