中盤が強みだからこそ日本代表に呼びたい男 緊急事態となれば頼れるのは森岡亮太しかいない

今の日本代表の中盤であれば、森岡のスタイルはばっちりとハマるはずだが photo/Getty Images

もし主力が欠場しても落としたくないクオリティ

2月1日に行われたカタールW杯・アジア最終予選にて、無事に勝利を掴んだ日本代表。相手はグループBで前節まで無敗を誇っていたサウジアラビア代表だったが、サムライブルーは危なげない試合運びで勝ち点3を積み上げることに成功した。

そんなサウジアラビア戦にて、特に注目に値する活躍を見せたのがMFの選手たちだ。この試合に中盤の3枚として先発を果たした守田英正、遠藤航、田中碧の3名はそれぞれ攻守にわたってハイレベルなパフォーマンスを披露。3人とも勝負どころを心得つつ、誰かひとりがアグレッシブに相手のチェックへ向かえば、ほかの誰かがカバーに回る。その連係は実に流麗で統率のとれたものだった。今の日本代表においては、彼らの構成する中盤こそが攻守において戦術のキモになっていると言っていい。

しかし、今後心配なのはこの3人の誰かがメンバーから外れた際の対応だ。怪我や出場停止による欠場のリスクは常に付き纏っているだけに、誰かが抜けても一定のクオリティを維持できるバックアッパーは欲しいところ。贅沢な悩みかもしれないが、この中盤が今の日本代表の生命線である以上、万全の準備はしておきたい。

とはいえ、その贅沢な悩みを解消できるかもしれない人材はいるのだ。攻守に気が利き、落ち着いて戦況を見極められる中盤戦士。シャルルロワで活躍する森岡亮太だ。

現在、ベルギーのジュピラー・プロ・リーグで大活躍を披露している森岡。ヴィッセル神戸時代には攻撃的なMFとして名を馳せていた選手だが、今の彼は攻守のあらゆる仕事をこなす万能戦士として各方面から高く評価されている。データサイト『SofaScore』によると、今季はここまでジュピラー・プロ・リーグでタックル数(78回:リーグMF中1位)やビッグチャンスクリエイト数(11回:同2位タイ)、地上戦勝利数(128回:同3位)といった部門で優秀な数字を残しており、さまざまな局面での判断力は遠藤や守田にも引けを取らないはず。バックアッパーどころか、選出されれば日本代表の中盤において非常に大きな“プラスワン”の選択肢となる可能性は非常に高い。

今後の戦いにむけて、万全を期すのであれば是非とも日本代表のスカッドに加えたい森岡亮太という万能戦士。中盤にトラブルが発生した際、最も頼りになるのはこの男をおいてほかにいないと言っても決して過言ではないだろう。リーグでの大活躍を抜きにしても、今の日本代表に求められているのは森岡のようなMFのはずだ。

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