シモーネ・インザーギの下で層の厚いチームに
強いチームには優秀なBチームが存在するものだが、現在セリエAで首位を走るインテルはこの条件を満たしている。ローテーションしても強さを維持できるだけの選手層があるのだ。
19日に行われたエンポリとのコッパ・イタリア ベスト16の戦いでは途中出場したFWアレクシス・サンチェスとMFステファノ・センシの得点もあって3-2と勝利。特にセンシは絶対的な1番手というわけではないのだが、チャンスが与えられれば結果を出すだけの力を備えている。
前線ではエディン・ジェコ、ラウタロ・マルティネスの2枚に加え、サンチェス、ホアキン・コレアも控えているのが大きい。コレアは怪我による離脱が続いているが、今季序盤のリーグ第2節・ヴェローナ戦では途中出場から16分間で2得点を記録するなどゲームの流れを変える働きも見せている。