“ル・マンの太陽・松井大輔”がJリーグに復帰 期待されるFリーグとの二刀流での活躍

Jリーグは横浜FC以来の復帰となる photo/Getty Images

40歳となった

J3リーグに所属するY.S.C.C.横浜が元日本代表MF松井大輔の獲得を発表した。松井は同クラブのフットサルチームにも所属しており、今後はサッカーとフットサルの二刀流で戦うことになる。

高校時代は名門鹿児島実業でプレイし、2000年に京都パープルサンガに加入。そこでプロとしてのキャリアを確立させ、フランスの2部ル・マンへ移籍。そこで松井は中心選手となり、クラブのリーグ・アン昇格に貢献している。その働きぶりからル・マンの太陽というニックネームが付けられるなど、活躍は今でも記憶に新しい。そこからは複数のクラブを渡り歩き、Jリーグのクラブに復帰することになるのは、2020年まで在籍していた横浜FC以来となる。

そんな松井の武器といえばやはり、切れ味のあるドリブルだ。そこまでスピードに秀でた選手ではなかったが、ボディフェイクとテクニックで華麗に相手DFをかわし、何度もサイドからボックス内に進入していた。そこからのチャンスメイクも素晴らしく、日本を代表するアタッカーだ。

ベトナムのサイゴンを離れ、2021年にFリーガーとなった松井。今後は広大なピッチでプレイするJリーガーとしての姿は見られないかと思われたが、兼業での復帰となった。Jリーガーとしては2020年以来の復帰と2年のブランクはあるものの、ル・マンの太陽と呼ばれた松井はY.S.C.C.横浜をJ2昇格に導くことはできるのだろうか。

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