豊富なシュートパターンを持つ天性の点取り屋 F・トーレスはバルセロナの救世主となるか

ビルバオ戦では見事なゴールを決めたフェラン photo/Getty Images

見事なゴールを決めた

コパ・デル・レイのラウンド16、バルセロナ対アスレティック・ビルバオの一戦が行われ、2-3でバルセロナの敗戦となった。延長120分までもつれ込んだこの熱戦だが、最後はジョルディ・アルバがペナルティエリア内でハンドのファウルを取られてしまい、そのPKが決勝点となった。バルセロナはこれでタイトル獲得に望みがあるのは、ほぼELだけであり、無冠だけは避けたいところだ。

そんなバルセロナだが、新加入のFWフェラン・トーレスがゴールを決め、加入後初得点を記録している。

さっそくゴールを決めたトーレスだが、ボックス内からのコントロールシュートは見事であった。ボックス内でフリーで受けるポジショニングもよく、ゴールまでの流れが完璧だったといえる。

これがトーレスの強みだ。ゴールを奪うとなれば相手の守備陣を崩すことが必要となるが、スペイン代表FWはミドルシュートやサイドからのクロスで相手を崩しきらない状態でも得点を挙げることができる。マンチェスター・シティ時代も得点を奪う能力だけにスポットライトを当てればチームでもトップクラスの選手であり、バルセロナとしては良い補強となった。

しかし、得点シーン以外で消えてしまうのもまた、トーレスの特徴だ。ボールを持った際のパスワークやオフザボールの動きはそこまで悪くないといえるが、英『90min』も指摘しているように、時間に立つにつれて影響力が失われてしまう。90分通して存在感を見せられるようになれば、大きく成長した証となるだろう。

出場機会を失いつつあるメンフィス・デパイ、クラブとの関係性が悪化しているウスマン・デンベレ、怪我の多いアンス・ファティと前線では人員不足に陥っている。そこでトーレスがより活躍できるようになれば、シャビ・エルナンデスからの信頼も大きくなるか。

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