切れ味抜群のドリブルでアロンソを圧倒 終始右サイドから脅威を生み出していた“12月の月間プレミアMVP”

一気にトップピードまで上がるスターリングは厄介な存在だ photo/Getty Images

ゴールが奪えれば完璧な出来であった

15日にマンチェスター・シティ対チェルシーの一戦が行われ、1-0でシティが勝利を収めている。プレミアの首位対2位の直接対決となったこのゲームだが、シティが勝ったことで2位チェルシーとの勝ち点差を13ポイントにまで広げている。

プレミア2連覇を手元に手繰り寄せる大きな勝利となったチェルシー戦だが、FWラヒーム・スターリングが輝きを放っていた。

[4-3-3]の右ウイングで先発となったスターリングは対峙したマルコス・アロンソを苦にしておらず、開始7分でアロンソにイエローカードを出させるなど、高いパフォーマンスを披露している。特にドリブル突破の切れ味は鋭く、右サイドから何度も好機を生み出している。少し残念だったのは後半開始直後のビッグチャンスであり、ケビン・デ・ブライネのクロスに合わせることができれば、より試合を楽に進められていたはずだ。

このように好調をキープしているスターリングだが、12月のプレミアで月間MVPに選出されたと英『90min』が報じている。候補者としてはチームメイトのジョアン・カンセロ、ジェイムズ・マディソン、ガブリエウ・マルティネッリ、メイソン・マウント、マルティン・ウーデゴー、ソン・フンミンら6人だったが、12月のリーグ戦で5ゴールを挙げているスターリングが最優秀選手となった。

ゴールこそ奪えなかったが、右サイドからドリブルで違いを生み出すことに成功していたスターリング。この日は右サイドでの先発だったが、左サイドでのプレイできるユーティリティ性の持ち主であり、今後もペップに重宝される存在となるか。

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