コウチーニョはイングランドで出番を得られるのか ライバルとなる“4000万ポンドのチャンスメイカー”

アストン・ヴィラで出場機会を得ているブエンディア photo/Getty Images

リーグ戦でデビューとの情報も出ている

バルセロナ所属MFフィリペ・コウチーニョのアストン・ヴィラ移籍が発表された。契約は今季終了時までの期限付き移籍となっており、買い取りオプションが付与されているようだ。英『Sky Sports』では16日のマンチェスター・ユナイテッド戦に出場できる可能性があると報じており、スティーブン・ジェラードのもとで活躍する姿が見られるのも、時間の問題かも知れない。

そんなコウチーニョだが、ヴィラで出場機会を得ることはできるのだろうか。2018年まで所属していたリヴァプール時代の輝きであれば文句なしのエースだが、不調バルセロナでも輝けないのが、今のコウチーニョだ。ミドルシュートはまだまだ魅力的な彼の武器だが、アジリティ不足が散見されており、不安の声も聞こえてくる。

また、コウチーニョとポジションを争うライバルの存在も気になる。今季ノリッジから加入したMFエミリアーノ・ブエンディアだ。ヴィラには総額4000万ポンドで加わった選手だが、ここまでは1ゴールと苦戦気味だ。が、ここのところ調子を上げてきている。直近のマンUとのFA杯では敗戦となったが、ブエンディアが推進力のあるドリブルやアイデアのあるパスから何度も好機を演出している。英『90min』ではチームトップとなる7点の好評価を得ており、DFとMFの間でボールを受け、マンUの守備陣を困らせていたと周囲の反応も悪くない。

大きな期待を寄せられイングランド復帰となったコウチーニョ。しかし、ヴィラには若いチャンスメイカーが既に躍動しており、ブエンディアからポジションを奪うことはできるのだろうか。

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