アメリカサッカー界の強化は止まらない 18歳の新星FWペピ&パワー自慢FWダイクがいざ欧州へ

アメリカ代表のエース候補であるペピ photo/Getty Images

年明け早々から注目の話題

2026年にメキシコ、カナダと共同開催するワールドカップへ向け、アメリカサッカー界の準備は着々と進んでいる。

2022年もさっそく話題になる出来事があった。MLSで注目を集めていた18歳のFWリカルド・ペピがFCダラスからドイツのアウグスブルクへ移籍。さらに同じくMLSより21歳のFWダリル・ダイクがオーランドFCからイングランド2部のWBAへ移籍することが決定したのだ。

ペピは18歳ながらMLSで通算55試合で15得点を記録。アメリカ代表の方でも昨年にデビューを果たし、7試合で3得点と快調なスタートを切ったNewスター候補だ。来年のワールドカップではアメリカ代表のエースとなってもおかしくない。

ダイクも昨年より代表でプレイ photo/Getty Images

ダイクは鋼の肉体が武器

ダイクの方は187cmとサイズがあり、鍛え上げられた肉体が大きな武器だ。その肉体とパワーは当初より注目されており、世界的なパワーストライカーになる可能性を秘める。

2020-21シーズンにはイングランド2部のバーンズリーでプレイした経験を持ち、そこではリーグ戦9得点を記録していた。今回移籍するWBAでも早期からの活躍が期待でき、現在4位のWBAを1部昇格へ導くキーパーソンとなるかもしれない。

ダイクの方も昨年にアメリカ代表デビューを果たしており、ゴールドカップ優勝も経験した。まだA代表で主力になれているわけではないが、サイズやパワーなど興味深い選手ではある。

今後もMLSから欧州へ向かうアメリカ人選手は増えるはずだが、ペピとダイクは期待通りの活躍を見せられるのか。移籍市場でMLS組の存在感が増しているのは事実で、このモデルが成功すればアメリカサッカー界がさらに強化されるのは間違いない。

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