4人で89ゴールを記録 来季J1でプレイする日本屈指の点取り屋たち

来季の大本命はダミアンか photo/Getty Images

今季のJ1・J2のスコアラーが集まることになる

2021年シーズンのJリーグが終わったばかりだが、各クラブは既存戦力の契約更新や新戦力の獲得で大忙しだ。そのせいか、早くも2022年シーズンの予想がさまざまなメディアで行われている。特に気になるのが、得点王争いだ。

今季のJ1では川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアンと横浜F・マリノスの前田大然が23ゴールを決め、2人が得点王となった。J2では当時ジュビロ磐田に在籍していたルキアンが22ゴールで得点王となり、京都サンガF.C.のピーター・ウタカが21点でルキアンを追走していた。

そんな日本屈指の点取り屋たちが来季J1の舞台で戦うことになる。ルキアンはアビスパ福岡へ移籍しており、ウタカは昇格した京都との契約更新を発表している。前田はセルティック行きが噂されており、来季はスコットランドでプレイしている可能性も考えられるが、現状ではまだマリノスの選手であり、来季の得点王争いに食い込んでくるだろう。

その中でも大本命はダミアンか。2019年から川崎でプレイする元セレソン(ブラジル代表の愛称)は毎年安定してゴールを積み上げている。188cmの高さを武器に戦う空中戦やポストプレイは絶品であり、ボックス内での強さはJリーグ屈指のものを持っている。

逆に前田は昨季3ゴールであり、今季一気に伸びた選手だ。得点の嗅覚はピカイチだが、テクニカルな選手ではなく、一発屋に終わる可能性は十分にある。

ルキアンは2019年にJ1初挑戦しており、1ゴールに終わってしまっている。そこから大きく成長したとはいえ、相手の守備力も向上することになる。ボックス内でのフィジカルの強さが光る同選手だが、得点量産はできるのか。

その点、ウタカは3季連続で20ゴール以上を決めており、J1でも19ゴールを決めた経歴を持っている。37歳の年齢は少し気になるが、前線の強さやプレイのバリエーションは豊富な選手であり、ダミアンの一番のライバル候補となるだろう。

今季20得点以上を挙げた4人が集まることになる来季のJ1。2022年の2月18日の開幕が予定されているが、誰がゴールを量産することになるのだろうか。

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