実はW杯&EURO優勝メンバー 《スペイン黄金の中盤》で過小評価されすぎているテクニシャン

マンUで今もプレイ続けるマタ photo/Getty Images

マンUでも出番がない

昨季はプレミアリーグ9試合に出場したが、今季はここまで出場がゼロ。

マンチェスター・ユナイテッドにて存在感が薄くなってしまっているのがスペイン人MFファン・マタだ。

攻撃陣では今夏にジェイドン・サンチョがやってきたため、マタが出番を得ていくのは難しいだろう。中盤ではブルーノ・フェルナンデスも主役になっており、マタまで出番が回ってこない。

思えば、マタほど過小評価されているスペイン人選手も珍しいかもしれない。プレミアリーグでは通算271試合に出場して51得点64アシストとまずまずの数字を残しており、チャンスメイク力は高い。しかし、マンUとチェルシーでもどこか主役になりきれないところがあった。

それはスペイン代表でも同じだ。マタは2010年のワールドカップ・南アフリカ大会優勝メンバーであり、同じく優勝したEURO2012でもメンバー入り。決勝のイタリア戦で3分間だけ出番が与えられ、決定的な4点目を記録している。

だが、マタが当時の優勝メンバーだったことをどれだけの人が覚えているだろうか。不運なことに、当時のスペインの中盤には世代の近いところにスーパースターが揃っていた。

現在34歳のセスク・ファブレガス、35歳のダビド・シルバ、36歳のサンティ・カソルラ、37歳のアンドレス・イニエスタ、少し先輩になるが、41歳のシャビ・エルナンデスも常に主役だった。これだけ豪華な面子が長きにわたって代表を支配したとなれば、マタが主力になれないのも仕方がない。

2010年のワールドカップでは20分間、EURO2012でも前述した3分間しかプレイ出来なかったのだ。優勝の喜びと一緒に悔しさも感じたことだろう。

結局マタは惨敗した2014年のワールドカップ・ブラジル大会でも34分しか出場できず、2016年以降は代表戦に出場していない。年齢的にも今後招集される可能性は低いだろう。

世代が違えば代表でも主力になれたはずで、高いテクニックを持ちながら過小評価されているところがある選手だ。

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