サッカー選手も筋肉つけるべき? 増えてきたデカくて速い“筋骨隆々”のアスリート型プレイヤーたち

トラオレは規格外の肉体を持つ photo/Getty Images

より身体能力が重視されているのか

サッカー選手にとって理想の肉体とは、どのようなものを指すのだろうか。

筋肉をつけすぎるとスピードやキレを失う恐れがあると言われることもあるが、近年のサッカー界では筋骨隆々なプレイヤーも目立ってきている。

例えばバイエルンMFレオン・ゴレツカだ。若い頃のゴレツカは189cmと長身でスラリとしたプレイヤーという印象だったが、新型コロナウイルスの影響によるロックダウン期間中に急激に体を大きくしたことが話題を呼んだ。今ではユニフォームが盛り上がるほど体が大きくなっており、すっかりフィジカル自慢のプレイヤーという印象がついている。

同じバイエルンではFWロベルト・レヴァンドフスキも鋼の肉体を持つ。ドルトムントにやってきた頃はスマートな選手だったが、レヴァンドフスキも徐々に体が大きくなっていった印象だ。やはりストライカーは相手DFにも競り負けぬ絶対のパワーが必要ということか。

ゴレツカも急激に体が大きくなった photo/Getty Images

サイズ、スピード、パワー兼ね備える者が増えた

ウイングプレイヤーで衝撃的だったのは、ウォルバーハンプトンで活躍するアダマ・トラオレだ。残念ながらシュート精度には課題を残すが、自慢の肉体を活かしたドリブルは制御不能だ。元より足も速いため、ほぼ1対1で止めるのは不可能に近い。DFが体をぶつけてもバランスを崩さず、一度加速されると追いつけない。1人だけアメフトプレイヤーが混じっているような印象があり、突破力だけなら現世界TOP5に入ると言っても大袈裟ではない。

トラオレといえばバルセロナのカンテラ(下部組織)出身選手だが、バルセロナ時代はここまで体が大きかった印象はない。今の肉体があるからこそプレミアリーグで戦えているところもあり、肉体改造は正解だった。

現代サッカーはテンポも速く、より身体能力がモノを言う世界になりつつある。速くて強い選手こそ現代のスタンダードであり、最近は190cm以上のサイズを持ちながらスピードまであるアーリング・ハーランドやロメル・ルカクといった選手も増加傾向にある。日本人選手としては相性の悪い流れと言えそうだが、日本人選手も積極的に体を大きくしていくべきなのか。

英『Daily Star』はジムでのトレーニングに注目が集まっていると伝えており、サッカー選手の理想体型も時代とともに変わりつつあるのだろう。

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