「日韓が誇る2001年生まれの才能」 昇格組のカギ握る若き2人のレフティー

怪我から戻ってきた久保 photo/Getty Images

後半戦のキーマンで間違いなし

日韓の同世代レフティーがマジョルカの希望となるだろうか。

4日にアトレティコ・マドリードと対戦したマジョルカは、先制されながらも終盤の2得点で逆転勝利。

格上相手に驚きの勝利となったが、それを演出したのは韓国代表MFイ・ガンインと日本代表MF久保建英の2人だ。
まずは80分にイ・ガンインがフリーキックでフランコ・ルッソのゴールをアシストすると、90分にはカウンターアタックから抜け出した久保が左足で名手ヤン・オブラクの脇を抜いてゴール。

韓国『スポーツソウル』も「韓国と日本が誇る2001年生まれの才能がマジョルカを逆転勝利へ導いた」と称えており、イ・ガンインと久保はマジョルカの攻撃に創造性をプラスする貴重な人材だ。

マジョルカはこのゲームに勝つまで7戦未勝利だったが、強敵セビージャと1-1で引き分けるなど、昇格組ながら今季はよく粘っている。今回のアトレティコ戦もチーム全体で耐え忍び、それが久保の逆転弾を呼び込んだ。昇格組とはいえ侮れないチームだ。

順位も12位まで上げてきており、7位バルセロナとも勝ち点差は4点しか離れていない(マジョルカの方が消化試合数は1つ多い)。ここまでは納得のいく戦いぶりではないか。

久保も怪我から復帰し、ここからは引き分けに終わっていたゲームを白星へ変えていきたい。日韓の才能はチームを残留へ導けるのか。2人にとっても貴重なシーズンとなるはずだ。

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