地上戦も空中戦も強いオランダ産の守備職人 ミランが狙う若きセンターバックとは

ミランのターゲットとなっているボットマン photo/Getty Images

地上戦にも空中戦にも強い21歳

はたして今後、ACミランは長期離脱を余儀なくされたディフェンスリーダーの代役に誰を立てるのだろうか。現地時間1日に行われたセリエA第15節のジェノア戦にて、DFシモン・ケアーが負傷した同クラブ。ケアーは守備陣で1,2を争うほどの貢献を果たしていた選手だけに、その不在が与える影響は大きい。これにより、ミランは冬の移籍市場で彼の穴埋めに動かなければならなくなった。

では、ミランはその候補としてどんな選手をリストアップするのだろうか。現時点で噂が浮上しているのは、トリノのブレーメルやバルセロナのサミュエル・ウムティティ、フィオレンティーナのニコラ・ミレンコビッチといった選手たちだ。しかし、そんななかで新たに注目すべき候補が登場している。その選手とは、リールに所属するオランダ代表DFスフェン・ボットマン(21)だ。

昨季リーグ・アンを制したリールにおいて、力強く最終ラインを支えたボットマン。伊『calciomercato』によると、彼もまた冬の移籍市場におけるミランの獲得リストには名前が載っているという。ブレーメルやウムティティ、ミレンコビッチも実力者だが、ミランは今後勃発するかもしれないビッグクラブ間での争奪戦を嫌っている様子。そこで目をつけたのがボットマンだったようだ。

2021-22シーズンも、ボットマンはリール守備陣の主力として躍動中。先述した3人に比べるとネームバリューは落ちるものの、その実力は引けを取らないと言っていい。実際、今季のスタッツも優秀だ。データサイト『SofaScore』によると、ここまで出場したリーグ戦10試合で彼が記録している地上戦勝率は驚異の75.0%。これは今季リーグ・アンで10試合以上に出場しているDF中トップの数字となっている。そのほか、空中戦勝率(64.1%)でも優秀な成績を残すボットマン。ドリブル突破を許した回数もたった2回しかないとあって、彼のクオリティの高さはこうした部分からも見て取ることができるだろう。

身長195cmと大柄ながら、地上でも空中でも安定してバトルに勝てるオランダの新鋭DF。ケアー不在の間を埋めるどころか、ボットマンは長期的な守備陣の中核となれるだけのポテンシャルを備えている。獲得できれば文句なしのはずだが、はたしてミランは冬にこの守備者を確保することができるのか。今後の動向には注目だ。

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