バルサの象徴となる男こそシャビが求める存在? 中盤の強度高める重要人物

さらなる輝きに期待したい photo/Getty Images

今年は大きく飛躍したペドリ

現在は怪我でバルセロナを離脱しているペドリだが、今季の“若手版バロンドール”とされるコパ・トロフィーを獲得するなど、2021年は彼にとって大きな1年となったことだろう。そんなペドリが次に待ち受けているのは、シャビ・エルナンデス監督への適応だ。

シャビ監督はこの新星をどのように起用するだろうか。UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節のベンフィカ戦を最後に出場していないペドリ。ロナルド・クーマン監督が率いた昨季は主にトップ下を務めていた。

シャビ監督は[4-1-2-3]のシステムを起用しており、彼が現在のチームに入るのであれば、インサイドハーフでの起用が考えられるだろう。クーマン体制では攻撃の司令塔にもなっていたペドリだが、今季序盤戦は[4-1-2-3]の配置を採用したクーマン監督の下でインサイドハーフで使われている。またUEFA EURO2020や東京オリンピックのスペイン代表でもインサイドハーフでプレイしており、足元の技術と身体の強さを見せ、強度の高い中盤の1人として東京五輪では銀メダルを獲得に貢献した。

ラス・パルマス出身のペドリだが、プレイスタイルはバルサのアカデミーである“ラ・マシア”出身かと錯覚してしまうほど。バルサの象徴となれるこの男こそシャビが求める存在であるといえるだろう。現在も怪我で離脱中のペドリだが、復帰するのが待ち遠しい限りだ。

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