大ヒットすぎた冨安ら《U-23の6人衆》 若手重視路線のアーセナルが見つめる18歳のターゲット

アーセナルで活躍する冨安 photo/Getty Images

今夏のヒットは今後の補強策にも影響を与える

GKアーロン・ラムズデール、DF冨安健洋、ベン・ホワイト、ヌーノ・タヴァレス、MFアルベール・サンビ・ロコンガ、マルティン・ウーデゴー。

今夏アーセナルが獲得した選手に共通するのは、全員が23歳以下だったことだ。若手がチームに勢いを与えており、将来性を考えても今夏の補強は大当たりだったと言える。

この方針を継続していく考えなのか。英『HITC』はアーセナルがルーマニアのFCステアウア・ブカレストでプレイする18歳のFWヤニス・ストイカに関心を示していると伝えている。
18歳とはかなり若いが、ウイングを主戦場とするストイカは今季リーグ戦12試合で4得点と結果を残している。アーセナルが目をつけるのも頷ける。

アーセナルが目をつけるストイカ photo/Getty Images

ベテランの中にはヒットしなかった者も

同メディアもこの動きをプッシュする。冨安やラムズデールといった若手の補強成功例から、若手重視路線を継続すべきとの考えなのだ。

早期の結果を求めるならば経験豊富なベテランを獲得するのも手だが、MFウィリアン、DFダビド・ルイス、ステファン・リヒトシュタイナーなど、近年アーセナルが獲得したベテラン勢の中には大ヒットしなかった者も少なくない。

ストイカもスピードあるアタッカーと評価されており、得点力と身体能力の部分は18歳ながらまずまずだ。ルーマニア世代別代表でもプレイしている選手だが、アーセナルの若手重視路線に乗ってくるのか。

今夏の冨安らの成功は補強策にも影響を及ぼすはずで、無名に近い安価な若手を引っ張ってくるケースが増えるかもしれない。ストイカもまた数年後が楽しみな選手だ。

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