キックの存在感は健在 マンCのプレミア初優勝に貢献した守護神の今

セルティックの守護神に君臨するハート photo/Getty Images

今季セルティックへ加入

マンチェスターシティのプレミアリーグ初優勝を飾った2011-12シーズン、チームの守護神だった男がジョー・ハートだ。34歳となった彼は今季からセルティックへと加入し、ゴールマウスを守っている。

UEFAヨーロッパリーグでもスタメン出場しているハートは、レヴァークーゼン戦では2-3と敗れたものの、点の取り合いとなったシーソーゲームで好守を見せる。53分には相手に抜け出されてシュートを打たれるも、好セーブで防ぐ。すると1-1で迎えた56分、ハートがロングボールが前線へとつながり、古橋亨梧のパスからジョタがゴールネットを揺らして、逆転ゴールを決めた。

マンC時代からキックには定評のあったハートだが、34歳になっても衰えず。この試合でハートはロングキックを9本蹴っており、そのうち8本が成功している。ロングボールから最後尾で攻撃の起点となり、正確性も兼ね備える守護神のキックが得点へとつながったのだ。

マンCを退団後は、2018-19シーズンからバーンリーへ移籍するも、不安定なパフォーマンスで定位置確保には至らず。昨シーズンはトッテナムへ加入も出場はなかった。それでも今季加入したセルティックで、自身の良さを活かして存在感を示している。

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