痛かった大迫、南野、堂安、中島の《カルテット》大ブレーキ 日本のエースは誰になる

大迫も以前ほどの評価は得られていない photo/Getty Images

森保ジャパン発足当初に軸だったアタッカーたちが苦戦

2022ワールドカップ・カタール大会へ森保ジャパンの攻撃を引っ張るのは誰か。ここ最近は攻撃面への批判もあるが、不運なところもある。

森保ジャパン発足当初に活躍した大迫勇也、中島翔哉、南野拓実、堂安律の4枚にブレーキがかかってしまったからだ。

当初はこの4枚がカタール大会への光になると思われたが、所属クラブでの出番確保に苦戦するなどフォームを乱したところがある。

成長が期待されたMF久保建英も想像していたよりは成長スピードが遅い。リーガ・エスパニョーラでも爆発できているわけではなく、A代表の方でもまだゴールがない。カタール大会までに主役になるかは微妙なところだ。

南野には復調の兆しも photo/Getty Images

まずは所属クラブで継続的な結果が欲しい

ワールドカップまで残り1年ほどとなったところで三笘薫、古橋亨梧といった新戦力も出てきたが、残り1年のタイミングで攻撃陣をガラリと入れ替えるのは勇気がいる。ましてや今は最終予選を戦っており、悠長に新戦力を試す暇もない。

ここまでのアジア予選を振り返ると、日本の主な得点源は大迫と南野だった。2人とも9点ずつを奪っており、これはカタール大会へ向けた大陸予選ではUAE代表FWアリ・マブフート(13点)、イングランド代表FWハリー・ケイン(12点)、中国代表FWウー・レイ(12点)、オランダ代表FWメンフィス・デパイ(11点)に次いで多い数字だ(『Transfermarkt』より)。

もっとも大迫は2次予選のミャンマー戦とモンゴル戦で8点、南野は2次予選全体で9点を奪っているため、最終予選に入ってからは大迫が1点、南野が無得点だ。それでも2次予選の段階では2人が攻撃の中心になっていたのは間違いない。

伊東純也、古橋、三笘らの好調ぶりは嬉しいニュースではあるものの、やはり発足当初から森保ジャパンを引っ張ってきた大迫、南野、さらには堂安や中島といったアタッカーが最終予選のタイミングで調子を上げられていないのは痛手だ。

当初のカルテットが好調を維持していれば森保ジャパンの攻撃に大きな問題はなかったはずだが、彼らが揃って調子を落としてしまった時期があったのは森保一監督にとっては不運だったと言えよう。

それでも、まだ時間はある。PSVで出番を増やしつつある堂安、リヴァプールで待望の今季初得点を記録した南野、ポルティモネンセに戻った中島、11月に入ってからJ1で2得点1アシストと結果を出した大迫と、ここへきて前向きなニュースは増えてきている。あとはこの調子を維持し、最終予選に持ち込んでくれれば頼もしい。

2022年へ攻撃のカルテットには奮起が求められるが、最終予選で爆発するシナリオはあるだろうか。

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