EUROと東京五輪“ダブル参戦”の代償か 今夏大活躍だったスペイン代表MFに異変

今夏にEUROと東京五輪の2大会に参戦したオルモ photo/Getty Images

今季2度目の負傷で年内全休

今夏開催されたEURO2020と東京五輪にスペイン代表の一員として参戦し、非常に興味深い活躍を披露したのがMFダニ・オルモ(23)だ。同選手は両大会で左右のウイングや偽9番といったマルチな役割をこなし、ひと夏で一気に世界からの注目を集める存在に。EUROではベスト4、東京五輪では銀メダル獲得に貢献。かねてよりその能力は評価されたが、この活躍でさらにワンランク上のステージへと続く扉を開いた印象も強かった。

しかし、残念なことにその流れは長く続かなかった。夏の勢いそのままに、2021-22シーズンは所属するRBライプツィヒでブレイクへ。そんなシナリオも思い描いた人も多かったはずだが、現在オルモは少し苦しい時間を送ることとなっている。

その大きな理由となっているのが怪我だ。今季のオルモは右大腿に筋損傷を抱え、9月中旬から約1カ月間の離脱を強いられた。その影響もあり、2021-22シーズンの公式戦出場数はここまでわずか6試合。加えて、現地時間22日には、今度は左大腿の筋肉を痛めて年内の公式戦を欠場する見通しだとクラブからの発表がなされている。

間違いなく、こうなった原因は勤続疲労だろう。オフを返上して臨んだ2つのビッグトーナメントで大きなインパクトを残したものの、その代償もやはり大きかったと考えるのが無難だ。ライプツィヒも合流当初は慎重に起用する方針を持っていたはずだが、夏の間にオルモへと蓄積されていたダメージは想像以上に大きいものだったか。

今夏スペイン代表の一員として2大会に参加した選手としては、バルセロナのMFペドリも現在オルモと似たような境遇にある(負傷離脱中)。どれだけ優秀な選手といえど、やはりオフシーズンに2つのビッグトーナメントをこなすのは無理があったか。年内はじっくりと身体を休め、年明けから再び輝きを放ってほしいところだが、オルモの運命やいかに。

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