“2020年代”のバロンドールは誰が支配する? ムココら恐怖の若手たち

現若手の中ではバロンドールに最も近いムバッペ photo/Getty Images

メッシVSロナウドの時代からどうなるか

2010年代のバロンドールはリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドの2人に支配されてきたが、2人も大ベテランの領域に入りつつある。さすがに2020年代のバロンドールまで彼らが支配するようなことにはならないだろう。

では、今後バロンドールを争っていくのは誰か。最も近いのはパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペだろう。上手くいけば2020年代に複数回バロンドールを獲得できるかもしれない。

それを追う筆頭候補はドルトムントFWアーリング・ハーランド。やはり個人賞はFWの方が獲得しやすく、ハーランドもクラブタイトルさえ獲得できればチャンスがあるはず。ムバッペ最大のライバルだ。

2人を追うFW第2集団に挙げられるのは、伸び盛りのマンチェスター・ユナイテッドFWメイソン・グリーンウッド、フィオレンティーナFWドゥシャン・ヴラホビッチ、レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオール、バルセロナFWアンス・ファティあたりだろう。4人ともポテンシャルは十分で、すでにトップレベルの力を発揮しつつある。このまま成長すれば、いずれはバロンドール候補にも入ってくるだろう。

ドルトムントでブレイクに期待かかるムココ photo/Getty Images

10代に楽しみな選手が揃う

中盤では2018年にMFルカ・モドリッチがバロンドールを受賞したが、受賞者がFWばかりというのも味気ない。是非とも中盤の選手にも頑張ってほしいところ。

候補としてはバルセロナMFぺドリ、レアル・マドリードMFエドゥアルド・カマヴィンガ、ドルトムントMFジュード・ベリンガム、バイエルンMFジャマール・ムシアラらティーンエイジャーに期待がかかる。彼らの成長速度は驚異的で、4、5年後にはとんでもない選手になっている可能性がある。

また10代ではないが、マンチェスター・シティMFフィル・フォーデンも可能性はある。順調にワールドクラスへの道を歩んでいる感覚があり、マンCとイングランド代表でタイトルを獲得できればチャンスがあるはずだ。

まだ若すぎるかもしれないが、ドルトムントのFWユスファ・ムココ(17)にも期待したい。世代の中では圧倒的な存在感を放っており、20歳になるまでの間にワールドクラスのストライカーになるかもしれない。過度な期待は禁物だが、メッシやロナウドと比較できるレベルの選手になるだろうか。

最後に英『90min』は期待枠としてパリ・サンジェルマンGKジャンルイジ・ドンナルンマの名前も挙げている。GKにとってバロンドールは難関だが、今夏にはイタリア代表の守護神としてEURO2020も制した。

バイエルンのマヌエル・ノイアー、現パルマのジャンルイジ・ブッフォンでも成し遂げられていないGKのバロンドール獲得へ、今の若手で1番期待できるのはドンナルンマだろう。

果たして、この中からバロンドールを獲得する者は何人出てくるのか。近年はメッシVSロナウドばかりだったが、本来はもっと複数の候補者から選ぶ賞だ。2020年代のバロンドール争いは混戦となっていくはずで、新時代の戦いに注目が集まる。

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