久保建英は[4-1-2-3]のどこに入る? 日本代表復帰で悩む新システムへの起用法

久保の起用法に注目だ photo/Getty Images

久保が離脱後に新システムを採用

FIFAワールドカップのアジア最終予選を黒星スタートとなった日本代表。サウジアラビアにも敗れ、危機的状況に追い込まれるものの3連勝で2位まで順位を上げている。

この3試合で共通していることはシステムを変更したことだろう。もともと[4-2-3-1]のシステムだった森保一監督は、オーストラリア戦から[4-1-2-3]を採用。プレッシングから速攻を仕掛けた攻撃で3連勝を飾った。

今後の日本代表での注目ポイントは久保建英の復帰だろう。久保はリーガ・エスパニョーラ第6節のレアル・マドリード戦で負傷しており、10月のサウジアラビア戦とオーストラリア戦から招集外となっている。そのため[4-1-2-3]を経験していない。久保はこのシステムのどこに組み込まれるのだろうか。

可能性として考えられるのは、ウイングでの起用だろう。ここは伊東純也や三笘薫など、スピードやドリブルなどでサイドから仕掛けて局面を打開できる選手が活きるポジションだ。久保はテクニカルな選手であり、ドリブルで簡単に相手をはがすことができるため、ウイングのポジションでも活きる。インサイドハーフは、フィジカル面などを考慮すると起用される可能性は低いか。

さらに久保が復帰することで[4-2-3-1]に戻すプランもあるだろう。中国戦ではトップ下の久保が司令塔となって果敢にパスを供給しており、1トップの大迫勇也と良い距離感でタクトを振るっていた。久保が復帰することで森保監督の戦術の選択肢が増える。

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