W杯のダークホースじゃなくて《主役》 ついにメキシコまで倒してしまったカナダは本物だ

W杯出場へ近づくカナダ代表 photo/Getty Images

北中米予選で無敗

単なるダークホースではなく、ワールドカップ・カタール大会の主人公になるのだろうか。

伊『Calciomercato』が本物の強さと称えるのは、北中米カリブ海予選で首位に立つカナダ代表だ。

カリブ海予選におけるカナダの躍進はサプライズと捉えられてきたが、今月の予選ではメキシコ代表をも2-1で撃破してしまった。3次予選では8試合こなして4勝4分の無敗で、アメリカ代表を抑えて首位だ。もうこの強さは本物だろう。

2次予選で格下と対戦してきたことも大いに影響しているが、カナダは2021年の1年間で55得点も奪っている。3次予選でも現段階で13得点は最多となっており、その攻撃力は世界トップレベルにも通用するかもしれない。

バイエルンでは左サイドバックを務め、カナダ代表では攻撃的なポジションを担当するアルフォンソ・デイビス、リールで得点を量産するFWジョナサン・デイビッド、2次予選も合わせカリブ海予選トップの11得点を挙げるFWサイル・ラリン、4アシストでアシストランキング1位のDFスティーブン・ヴィトーリアとMFリッチー・ラリアなど、彼らは対戦相手の脅威になっている。

カナダ代表は1986年のワールドカップ・メキシコ大会に1度出場しただけで、それ以降はずっと予選敗退だった。

2018年のロシア大会へ向けたカリブ海予選でも4次予選にてメキシコ、エルサルバドル、ホンジュラスと同居したグループを突破できず敗退。最終予選にさえ進めなかった。

そのチームが3年後の今は最終予選でトップだ。レギュレーションでは上位3チームがワールドカップ出場権確保、4位は大陸間プレーオフに回ることになっており、カナダはワールドカップ出場へ大チャンスを迎えている。

今の戦力ならばワールドカップでの初勝利どころかベスト16入りを狙えそうだが、カナダの躍進はどこまで続くのか。アメリカやメキシコとも同等に戦えるようになっている彼らの実力は世界的に認められるべきだ。

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