バルセロナにはシャビ・エルナンデスが就任した
先日行われたマンチェスター・ダービーでは危なげなくライバルに快勝し、チェルシーに続くリーグ2位となったマンチェスター・シティ。CLでのグループステージではクラブ・ブルージュに2連勝し、決勝トーナメント進出に大きく近づいている。昨季はこの2冠を逃したが、今季は狙えるか。
そんなマンCで苦しんでいるのはラヒーム・スターリングだ。以前までは左右のウイングとしてケビン・デ・ブライネと並ぶチームの代表的選手であったが、昨季から若手の台頭にのまれ、チームで居場所を失っている。9番での起用も見られたが、またもやフィル・フォーデンにポジションを奪われており、直近ではバルセロナ行きが盛んに報じられている。
英『Manchester Evening News』によると、バルセロナがスターリングの獲得を希望する場合は、オランダ代表のフレンキー・デ・ヨングをトレード候補に指名すると報じている。もちろん、金銭のみでの交渉も考えられるが、マンCはスターリングを約65億円の価値があると考えており、財政難のバルセロナが払えるとは到底思えない。
バルセロナがこのトレードに応じるかは分からないが、マンCとしてデ・ヨング加入となれば中盤でのバリエーションが豊富となる。デ・ヨングは主にインサイドハーフでここまで起用されているが、アンカーでも機能する選手であり、今季でフェルナンジーニョが退団する可能性の高いマンCとしてはぜひとも欲しい選手だ。アンカー候補としてはボルシアMGのデニス・ザカリアの名前が挙がるのだが、配球面やドリブルでの推進力、怪我の頻度を考えれば断然オランダ代表MFの獲得を目指すべきだろう。
現状クラブでは居場所を失っているイングランド代表の10番。スピードに乗った際の能力の高さは過去の成績が証明しており、バルセロナが望むのであれば移籍もあり得るか。