今季台頭したリヴァプールの左利きDF 主力が不調ならレギュラー奪取の可能性も?

ツィミカスの活躍に期待だ photo/Getty Images

昨季加入したツィミカス

今季初の黒星を喫したリヴァプール。中盤に離脱者を多く抱えながらの運用となっており、控えの選手も含めて今シーズンも総力戦となっている。

そんな同クラブで注目したいのが加入2年目を迎えたコスタス・ツィミカスだ。昨季は怪我の影響もあり、ほとんど試合に絡めなかった。しかし今シーズンはプレシーズンでアンドリュー・ロバートソンが負傷。開幕戦でスタメン出場すると、5試合に出場している。

リヴァプールで絶対的な存在となっていたロバートソンだが、今季は攻守において安定感を欠く場面が見受けられる。ブライトン戦では積極的なオーバーラップを繰り返すも、前線の選手と合わず、ウェストハム戦でも左サイドのスペースを突かれてピンチを作っている。

以前までは左SBの控えがジェイムズ・ミルナーのみだったため、不調でもロバートソンを使わざるを得なかった。しかしツィミカスが加入して試合に絡み始めた今季は、彼がロバートソンの穴を埋めるプレイを披露しているため、このギリシャ代表DFを起用することも可能だ。

ウェストハム戦でもあまり調子が上がらなかったロバートソンに対して、UEFAチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦ではスタメンとしてチームを勝利に導いたツィミカス。代表活動期間に入り、次節は2週間後となるが、状態次第ではツィミカスの起用も増えるのではないだろうか。

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