9年でレアル通算“400試合”出場 ベテランになってから進化するモドリッチの凄み

レアルで成功を収めてきたモドリッチ photo/Getty Images

中盤を支配し続けてきた

2010年代から多くの成功を収めてきたレアル・マドリードにとって大きかったのは、中盤の軸が安定したことにある。

カゼミロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチの3枚が見事にフィットしたわけだが、モドリッチはついに通算400試合出場を達成した。選手の入れ替わりも激しいレアルで400試合も出場するのは見事だ。

2012年の加入から9年。モドリッチはリーグ制覇はもちろん、チャンピオンズリーグ3連覇にも大きく貢献してきた。2014-15シーズンを除いてすべてのシーズンで40試合以上に出場しており、コンディション管理も素晴らしい。
さらにモドリッチは昨季にレアルでのキャリアハイとなるシーズン6得点を記録しており、ベテランになってから成長しているところが恐ろしい。

クラブ公式にて、モドリッチは「マドリードで400試合に出場するのは特別なことで、大きな誇りだ。今後ももっとプレイしたいし、マドリードにやってきてから起きたことは印象的だよ。これほどのことが達成できるとはイメージしていなかったからね」とコメントしている。

若い選手がポジション争いに名乗りを上げたこともあったが、モドリッチはそれを跳ね返してきた。今季もポジションを奪えそうな選手は見当たらず、中盤のキングとしてクロースらと抜群の連携を築いていくことだろう。

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