3トップであれば招集したい超絶ドリブラー ベルギーでも変わらないアンストッパブルな三笘薫

左ウイングであれば三笘薫が適任か photo/Getty Images

11月の招集に期待だ

ワールドカップ・カタール大会に向けたアジア最終予選でオーストラリアに勝利し、勝ち点3を積み上げた日本代表。負ければ絶望的な状況といわれていただけに首の皮一枚つながったか。

この試合で日本代表に見られた変化は[4-2-3-1]から[4-3-3]への布陣変更だ。これにより縦へと早いサッカーになっており、両サイドのアタッカーの重要性が高まった。オーストラリア戦では右に伊東純也、左に南野拓実が起用されており、彼らが今後もファーストチョイスになることが予想されるが、控えを充実させたい。

そこで期待したいのはベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズへ移籍したFW三笘薫か。

今夏の移籍市場で川崎フロンターレからプレミアリーグのブライトンへ移籍し、労働ビザの影響からベルギーでプレイしている三笘。リーグ戦での先発起用は未だに無いが、途中交代でピッチに入ることが多く、彼の切れ味のあるドリブルはベルギーでも健在だ。直近のセルクル・ブルージュ戦では切り返しの深い突破でボックス内に進入し、移籍後初のアシストを記録している。また、三笘に関しては中盤や終盤の相手が疲れたタイミングで起用するのがベストであり、彼のドリブルは確実に脅威となるはずだ。

国内では止められない三笘だったが、ベルギーでもそれは変わらず頼れる選手に成長している。左サイドの枠には原口元気や、オーストラリア戦でゴールを導いた浅野拓磨などライバルは多いが、ベルギーで活躍する若きサムライドリブラーを招集する選択肢は悪くない。

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