7試合で12ゴールに関与する“NEXTフォーデン” レンタルに出さずペップが手元で育てたい逸材とは

フォーデンの次に期待されているマカティ photo/Getty Images

インサイドハーフは今後激戦区となるか

アカデミー育ちのフィル・フォーデンが台頭し、下部組織への投資の成果が目に見えるものになってきたマンチェスター・シティ。実際にトップチームでの活躍はないが、フォーデンと同世代であるブラヒム・ディアスやジェイドン・サンチョは他のビッグクラブで活躍する選手になっており、今後はより若手のブレイクに期待できそうだ。

そんなマンCの優秀なアカデミーだが、次のフォーデンと呼ばれている選手がいる。18歳のMFジェイムズ・マカティだ。

マンCのアカデミーで成長したマカティは18歳ながらU-23の選手が集まるEDSで主力として活躍しており、今季はここまで7試合で10ゴール2アシストと得点を量産している。また、若手選手が多く起用されたプレシーズンマッチではアシストを記録するなど、指揮官であるジョゼップ・グアルディオラへのアピールに成功している。ポジションは主にインサイドハーフであり、トップチームへの昇格を果たすことになればフォーデンとのコンビも予想できる。

このように将来有望なマカティだが、日本代表三笘薫の保有元でもあるプレミアリーグのブライトンから獲得オファーがあったようだ。英『The Sun』によればシーガルズ以外にもクリスタル・パレスやウェストハムが興味を示しており、提示された額は約12億円だったと報じられている。しかし、ペップはこれを拒否。未来のある選手として自チームで大事に育てたいと考えているようだ。

こういったケースはマンCで多く見られ、フォーデンも同様にレンタルに出されることなく、トップチームでブレイクを果たした。次の9番候補であるリアム・デラップもフォーデンとマカティ同様にローンに出されておらず、デラップとマカティの2人がフォーデンに追い付く日は来るのだろうか。

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