神戸の豪華攻撃陣を支える“縁の下の力持ち” ACL出場へ欠かせない中盤のかじ取り役

神戸の守備を支えるサンペール photo/Getty Images

ゴールにつながる守備を見せる

AFCチャンピオンズリーグ出場圏内を争う直接対決となった浦和レッズ戦で5-1と大勝したヴィッセル神戸。新加入のFW3人に加えてアンドレス・イニエスタも2得点を奪うなど攻撃陣が強烈なインパクトを残した。

そんな彼らを支えた中盤のかじ取り役も忘れてはいけない。浦和の中盤からボールを奪って得点にもつなげたセルジ・サンペールだ。

前半で3ゴールを決めた神戸だが、チームの3点目となるイニエスタの得点において、素早い出だしで浦和からボールをカットしたサンペールから攻撃が始まっている。彼の守備からカウンターを仕掛けることで得点へとつなげることができた。

浦和戦の3日前に行なわれた川崎フロンターレ戦は、怪我で欠場したサンペール。先制するものの、彼を欠いたことで中盤での強度が足りず首位のクラブを相手に厳しい戦いに追い込まれた。浦和戦では彼が復帰したことで、好調な浦和攻撃陣にも難なく対応して勝利に貢献。存在感がわかった2試合となった。

豪華な攻撃陣に注目が集まる神戸。しかし彼らが活躍できているのは、サンペールが中盤を高い強度を保って守備を行なえているからこそだろう。彼が残り試合も欠けずに中盤に居続けることは、3位になる上で重要な点だといえる。

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