3連勝から3連敗へ 早くもヌーノ新体制は終わりを迎える?

ヌーノには難しい仕事だったか photo/Getty Images

BIG6復権のためにも継続した勝利が必要だ

プレミアでは開幕戦に王者のマンチェスター・シティを破り、好調なスタートを切ったトッテナム。その後も勝利を重ね、開幕から3連勝を達成。ヌーノ・エスピリト・サントを新指揮官とする新体制は成功かと思われたが、その後まさかの3連敗。開幕からの貯金をすべて使いきる形となってしまった。

そんな流れの悪いスパーズだが、既に新監督の解任の噂が流れている。英『The Times』によればスパーズはヌーノの解任を検討しており、一つの要因として選手から守備的な戦術を行う監督に対して不満が上がっているとのこと。

開幕から約1ヵ月と少し気の早い話ではあるが、やはり先日行われたアーセナルとのノースロンドン・ダービーが引き金となったか。今季のガナーズは開幕から絶不調であり、そのチームに負けたことで不満が爆発したのかも知れない。

特にこの試合では前半だけで3失点しており後半には盛り返したが、気づいたときには既に時間がなく、1-3で敗戦となった。前半は最終ラインの前のスペースを埋める守備が機能しておらず後手に回っており、攻撃でもエースであるハリー・ケインに収まらず後半に1点返すのがやっとであった。後半は攻守において迫力があり、それを前半から見たかった。

ミッドウィークのカンファレンスリーグではスロベニアのムラ相手に5-1で大勝を収めたスパーズ。公式戦の連敗は断ち切ったが、格下相手での勝利では周りの批判は抑えられないだろう。週末にはアストン・ヴィラとの対戦が控えており、そこでの勝利はマストか。

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