1試合で“12.97km”も走る怪物級の運動量 王者を支える陰の実力者

インテルの中盤支えるブロゾビッチ photo/Getty Images

チームに欠かせない存在

目立つ存在ではないかもしれないが、チームには縁の下の力持ちとなる存在が必要だ。

今季のセリエA開幕節、12.97kmもの走行距離を記録したのはインテルMFマルセロ・ブロゾビッチだ。

インテルは開幕節でジェノアと対戦したが、話題を集めたのは新加入のMFハカン・チャルハノール、FWエディン・ジェコだった。新加入の2人がいきなり得点を決めることになり、サポーターも大いに湧いたことだろう。
しかし、彼らの活躍を中盤の底から支え続けたブロゾビッチの存在も忘れてはならない。昨季もリーグ戦での平均走行距離は11.929kmを記録していたが、クロアチアのバランサーはとにかくよく走る。

最終ラインからボールを引き出し、守備では確実に中盤のスペースを潰す。目立たないかもしれないが、インテルにとってその存在は大きい。

開幕節では同じく中盤を本職とするジェノアの若きMFニコロ・ロヴェッラも12.345km、エンポリMFサムエレ・リッチも12.136kmの走行距離を記録しているが、ブロゾビッチの運動量は彼らをも上回る。

最終ラインと前線を繋ぐ存在として、今季もブロゾビッチに与えられた役割は大きい(数字はGazzetta dello Sport』より)。

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