“サンチョの穴”は意外にすぐ埋まるのか 逸材の宝庫・ドルトムントに見る希望

昨季プロ初ゴールを決めたクナウフもポスト・サンチョとして期待のかかる若手だ photo/Getty Images

穴埋め役候補には優秀な人材ズラリ

今夏、攻撃陣の中心を担っていたFWジェイドン・サンチョをマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれることとなったドルトムント。昨季公式戦38試合の出場で16ゴール20アシストを決めた男の流出によって、同クラブの攻撃力にはどれほどの影響が出てくるのか。新シーズンの開幕にむけて心配は尽きない。

しかし、サンチョが抜けたからといって、ドルトムントの攻撃陣にそこまで大きな穴が開くことはないのか。サンチョがドルトムントのエース格だったことは間違いないものの、同クラブにはまだ優秀なアタッカーが控えている。サイドから多くのチャンスを提供するラファエル・ゲレイロに、近年は兄エデン以上の評価を勝ち取りつつあるトルガン・アザール、新進気鋭のテクニシャンであるジョバンニ・レイナなど、人材は豊富だ。

そのほか、昨季デビューを果たしたアンスガー・クナウフやレアル・マドリードからレンタル中のヘイニエルといった若手のブレイク候補生も活きがいい。今夏PSVから獲得したドニエル・マレンも楽しみな逸材だ。こうした名前を見てみても、うまくハマればドルトムントがサンチョ不在の穴に苦しむ可能性はそこまで高くないか。FWアーリング・ハーランドもサンチョを失ったことを悲しんでいるが、それがそのまま戦力ダウンに繋がるとは考えていないようだ。

「ジェイドンと僕は本当によくお互いを理解していた。だから彼がいなくなるのは寂しいよ。でも、それがフットボールというものだ。それに、僕とうまく仕事ができるプレイヤーは他にもたくさんいるんだ。そういった選手たちの連携を深めていけば、以前よりもさらに良いプレイが見せられると思っているよ。ジェイドンの移籍は残念だったけど、ほかの部分にもフォーカスしないとね」(ブンデスリーガ公式サイトより)

サンチョが偉大なチャンスメイカーだったことは間違いないものの、その穴を補うだけのポテンシャルを持った選手は揃っているドルトムント。はたして、同クラブは新シーズンでどのように新たな攻撃の形を作ってくるか。思いのほか、ドルトムントの攻撃陣に死角はないのかもしれない。

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