メキシコ戦勝利の“陰の立役者” キーマン封じた中山雄太が見せるオランダでの成長

エースを封じた中山 photo/Getty Images

対人や空中戦にも強い日本の左SB

東京オリンピックのメンバー選考の中で左SBの本職がいないことが大きな注目を集めていた。招集された選手は、川崎フロンターレでSBを務めている本来は攻撃的なプレイを得意とする旗手怜央と、CBが本職の中山雄太だけだった。

迎えた第2戦のU-24メキシコ代表戦。第1戦でもスタメン出場した中山が今試合でも起用されると、チームの勝利に大きく貢献する。対戦したメキシコのMFディエゴ・ライネスを完封。1対1での強さを見せる中山は、対人守備において相手のエースを封じるなど持ち味を存分に発揮した。

また積極的にビルドアップに参加し、高精度のロングボールを供給するなど攻守両面において存在感を見せつけた。積極的なオーバーラップも見られ、チームに必要不可欠な選手の1人となっているのだ。

中山の成長は昨季のオランダでの経験が影響しているのだろう。CBだけではなく左SBやボランチなどでもプレイ。そのユーティリティ性はチームでも重宝され、エールディヴィジでは32試合に出場している。複数ポジションを的確にこなすことができる本来の器用さに加えて、オランダでの経験が今大会に活きているのは間違いない。

また強烈なミドルシュートも彼の持ち味の1つだ。今大会ではまだ見られていないが、もし左足でのシュートが大舞台で炸裂したら彼への注目度はさらに増すはずだ。ステップアップも期待される若き侍から目が離せない。

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