ティーレマンスを待つのか既存戦力に期待するのか 判断が難しいリヴァプールの台所事情

ワイナルドゥムが抜けた穴は思ったより大きいのかも知れない photo/Getty Images

ティーレマンスは多額の移籍金がかかるようだ

昨季はプレミア王者としてシーズンに臨んだリヴァプールだが、ファン・ダイクを初めとする守備陣、それをカバーする中盤に怪我人が続出するなど、満足に戦えなかった印象だ。それでも、センターバックには若手のDFナサニエル・フィリップスが台頭し、リーグも最終的には3位とCL圏内への滑り込みに成功している。

21-22シーズンへの期待のかかるリヴァプールだが、今夏の移籍市場ではセンターバックにイブラヒマ・コナテを加え、昨季不安定だった守備陣のテコ入れに成功している。しかし、ここまでの功労者であるジョルジニオ・ワイナルドゥムをフリーで放出しており、中盤の台所事情が苦しくなってきた。

現状の戦力を確認すると、アンカーにファビーニョ、インサイドハーフにジョーダン・ヘンダーソン、チアゴ・アルカンタラ、カーティス・ジョーンズ、ジェイムズ・ミルナー、オックスレイド・チェンバレン、ナビ・ケイタと人数は揃っている。更に先日のプレシーズンマッチでは若手であるハーヴィ・エリオットが中盤起用されるなど、来季に向けて期待十分といったところだが、ワイナルドゥムのような汗かき役に回りながらも、攻撃に個人で貢献できる選手は少ない。

その枠にはケイタがいるが、昨季は10試合の出場にとどまっており、今後彼が戦力として数えられるかと聞かれれば分からない。また、チェンバレンがプレシーズンマッチでは9番として起用されており、そうなると、中盤が手薄になっているのが分かる。

実際、リヴァプールはレスター・シティのユーリ・ティーレマンス獲得に動いており、クラブとしても中盤に選手を加えたがっているが、交渉は難航しておりどうなるか分からない。

既にプレシーズンマッチは始まっており、21-22シーズンに向けて動いているが、このまま既存戦力に任せるのか、新戦力を獲得するのか。中盤の構成が来季の命運を分けることになりそうだ。

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