ローマから今度は仏へ “消えた才能”になるわけにはいかない若きFWの挑戦

ローマでポジション掴めぬクライファート photo/Getty Images

最近は思うような結果が出ず

スペシャル・ワンの構想には入り切らなかったのか。今夏よりジョゼ・モウリーニョ体制で出発したローマでは着々とチーム改革が進められているが、早くもフランス・ニースへのレンタル移籍が決まったのは22歳のFWジャスティン・クライファートだ。

かつてモウリーニョがマンチェスター・ユナイテッドを指揮していた頃はクライファートのことを評価しているとのエピソードもあったのだが、今夏の時点ではモウリーニョを納得させられなかったか。

クライファートといえば若手育成に定評のあるアヤックスの下部組織出身プレイヤーで、2018年にローマへ移籍。当初は大きな期待をかけられており、アヤックスからの出世も早かった。

ところが、そこからの3年間は非常に苦いものとなっている。ローマでは思うように出番を得られず、2020年にはドイツのライプツィヒ、そして今夏はニースへレンタル移籍することに。ワイドな位置から仕掛けるスピード豊かな攻撃は興味深いが、セリエAでは53試合こなして5得点しか挙げていない。

オランダ代表の方もデビューは2018年と早かったが、それ以降は1度も出場できていない。今夏のEURO2020メンバーにも入らず、やや影が薄くなってしまった。前線ではドニエル・マレンやコーディ・ガクポら若手も成長し、世代交代の波に乗り遅れてしまった印象だ。

アヤックスからの出世は実にスムーズだったのだが、このまま消えた天才となるわけにはいかない。何とかフランスの地で結果を残したいところで、アヤックス時代の輝きを取り戻してほしい。

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