日本代表に“黄金期”はくるか オコチャ、カヌらスーパーイーグルス黄金世代と重なる期待

東京五輪制覇へタレント揃う日本代表 photo/Getty Images

五輪で結果を出し、W杯へ繋げたい

U-24日本代表は東京五輪を制覇できるだろうか。

単純なタレント力で見れば、やはりスペイン代表かブラジル代表が優勝候補となるだろう。しかし先日の親善試合ではスペインと引き分けるなど、日本も五輪世代ではトップクラスの実力を備えているのは間違いない。優勝の可能性がゼロということはなく、十分に狙っていい目標のはずだ。

何より心強いのは、東京五輪世代にA代表でのプレイ経験を持つ者が複数入っていることだ。DF冨安健洋、MF堂安律はA代表でも主力であり、久保建英もA代表の常連だ。海外でプレイしている選手が多いことも特長的で、ここまで経験豊富な五輪世代も珍しい。

米『ESPN』も日本の優勝の可能性を探っているが、期待をかけているのは1996年のアトランタ五輪で優勝したナイジェリア代表の再現だ。

1996年のアトランタ五輪でナイジェリアと対戦した日本 photo/Getty Images

五輪を来年のW杯へ繋げたい

当時のナイジェリアにはDFセレスティン・ババヤロ(当時17歳)、タリボ・ヴェスト(22歳)、MFオーガスティン・オコチャ(22歳)、サンディ・オリセー(21歳)、FWヌワンコ・カヌ(19歳)など、その後欧州トップリーグで活躍する逸材が揃っていた。それまで五輪では1度も勝ったことがなかったのだが、予想を超える強さで頂点に立ったナイジェリアのインパクトは強烈だった。それと同じサプライズが今回の日本に期待されているというわけだ。

2年後のワールドカップ・フランス大会でもナイジェリア代表はベスト16に入っており、五輪制覇から1つの黄金期を作ったイメージだ。今回の東京五輪を戦う日本代表にも同様の期待がかかっており、上手くいけば来年のワールドカップに東京五輪世代が食い込むことで日本独自の黄金期を作れるかもしれない。

ちなみに当時の五輪ではグループステージで日本もナイジェリアと対戦し、0-2で敗れている。当時はMF中田英寿、GK川口能活など日本にもタレントはいたのだが、ナイジェリアのクオリティが上だった。

ナイジェリアのようなルートを描ければ日本サッカー界にとってこれほど嬉しいことはないが、黄金期への一歩とできるだろうか。それを期待できるだけのタレント力はあるはずで、頂点まで駆け上がってほしい。

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