黒子に徹するのも良いが得点も ペップに期待したいB・シウバの起用法

来季はどのようなパフォーマンスを披露してくれるのか photo/Getty Images

まだ26歳の選手だ

昨季はリーグ優勝、CLでは初のファイナル進出と好成績を残したマンチェスター・シティ。ここまで調子が良かったのはいつくか要因があるが、ベルナルド・シウバの働きが大きいと言える。

2017年にマンCに加入したシウバ。初期のころはサイドアタッカーとして起用されていたが、ここ数年はインサイドハーフや偽9番と活躍の場を増やしている。彼の攻撃性能は言わずもがな、守備での献身的なプレスや気の利いたポジショニングなど、黒子的な役割でチームに貢献している。シーズン終了後にはアトレティコ・マドリードやバルセロナといったスペインの強豪から興味を持たれており、退団も噂されていたが、今ではめっきり聞かれなくなった。来季もマンCの一員として活躍が期待できそうだ。

このように素晴らしい働きを見せるシウバだが、昨季はリーグ戦で2ゴール6アシストと少し物足りない数字でシーズンを終えている。そこまで得点を量産するタイプではないが、一昨季は6ゴール7アシスト、その前も7ゴール7アシストとまずまずの成績を残しており、昨季の2ゴールは今後改善すべき事象である。

しかし、これは仕方ないともいえる。前述したハードワークが彼の武器だが、スタミナにも限りがあるため、どうしても65分あたりで攻撃的な選手と交代させられてしまうのだ。戦略的にも仕方ない部分ではあるが、攻撃面での改善がなければ今の運用は変わらないか。また、ケビン・デ・ブライネという攻撃面で力を発揮する選手とピッチに立つことが多く、そのため黒子に徹してしまう場面も散見されている。

そうならないためにも、より攻撃的なサイド起用もありだが、マンCは右サイドバックに守備的なカイル・ウォーカーを置くことが多く、そうなると個での突破が期待できるリヤド・マフレズが重宝される。ジョアン・カンセロの成長がなければこの形は変わらないが、シウバのためにも現状の左サイドを重視した攻撃よりも、右サイドを重視した攻撃パターンを磨くのもありか。

守備でのハードワークもありがたいが、モナコ時代に見せた細かいボールタッチでのドリブル突破からゴールを決める姿も見てみたい。

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