“NEXTランパード”とはなれずに終わる? 殻を破れぬチェルシーのNo.8

チェルシーでなかなか殻を破ることができていないバークリー photo/Getty Images

マウントの台頭でますます影は薄く……

“NEXTフランク・ランパード”。かつてはそうなることも期待されていた。しかし、この男がチェルシーで輝くことはもうないのだろうか。2018年冬の入団時にランパードの着用した背番号8を受け継いだMFロス・バークリー(27)だが、いよいよキャリアの雲行きは怪しくなってきた。

その才能の大きさは誰もが認めるところだが、いまだにチェルシーで絶対的な地位を築くことができていないバークリー。昨季は再起をかけてアストン・ヴィラへとレンタルされるも、怪我の影響でそこまで大きなインパクトを残すことはできず。プレミアでのスタメン出場は18試合にとどまることとなっている。

ブレイクへのラストチャンスと言ってもよかったアストン・ヴィラへのレンタル移籍だったが、バークリーはここでもその力を最大限発揮することはできなかった。現在はレンタル期間終了に伴ってチェルシーのトレーニングに合流しているようだが、プレシーズンで結果を残せないとなるとそろそろブルーズとの別れも考え始めなければならないだろう。

「彼の能力や態度に問題はないんだ。実際、バークリーと共に仕事をするのはとても楽しかったよ。でも、彼は大事な時に怪我をしてしまうんだ。計算がしやすい選手とは言えないところが玉に瑕かな。能力は本当に素晴らしいんだが、怪我が彼の勢いを止めてしまうんだ」(英『Birmingham Mail』より)

アストン・ヴィラのディーン・スミス監督も、バークリーのことは1年間を通して活躍させるのは難しい選手だとこのように評している。才能自体はピカイチだが、チェルシーのようなクラブで活躍するためには、シーズンを通して中盤を支配できるような一貫性が必要。このまま成長が見えぬようであれば、やはりバークリーがチェルシーで大成することは難しいかもしれない。

バークリーが足踏みを強いられている間に、チェルシーでは新たな“NEXTランパード候補”としてMFメイソン・マウント(22)が台頭。27歳となったバークリーの肩身はますます狭くなっているが、はたして背番号8の未来はどうなるか。おそらく、今年のプレシーズンは本当にラストチャンスとなる可能性が低くない。そろそろ意地を見せてほしいところだが……。

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